【B.LEAGUE】横浜@千葉観戦記録【16節】
天皇杯、オールスターが明け、レギュラーシーズンが戻ってきました。
天皇杯、オールスターは出場チームや選手が限定されているため、
それに関しない選手にとってはオフ期間となり、
その間に各チームごとにコンディションに差が出てきます。
また、オールスター明けには代表合宿もありました。
今回見に行ってきたのは、横浜(中地区6位)VS千葉(東地区2位)@千葉ポートアリーナ
横浜はエースの川村卓也がオールスターに出場したものの、天皇杯ファイナルラウンドには出場なし。
千葉はファイナルラウンドに出場。オールスターには、小野龍猛が出場
。
平均年齢の高い横浜にとって、このオフは吉と出るか凶と出るか?
また、天皇杯含めてすでに年明けから5試合を闘っている千葉は、天皇杯優勝の勢いを引き続き発揮できるのか、それとも疲れがとり切れていないのか、というのが
見どころでした。
【会場】
私が千葉市に住んでいたこともあり、なじみのある体育館。
千葉市で最大規模のアリーナであり、成人式とかが行われる。
コメント | ||
収容人数 | ★★★★☆ |
5000~7500くらい スタンドで4000人くらい入る?1階席はカードにより調整。 |
アクセス | ★★★☆☆ |
悪くはない。JR「千葉」・京成「千葉中央」から10分強。 まあ歩ける距離。モノレール「市役所前」からは近い。 千葉市モノレールは楽しいけど、高所恐怖症の人は怖いかも |
周辺施設 | ★★★★☆ |
アリーナ周辺に施設は乏しいが、 国道沿いなので車で来ると国道沿いに割と店はある。 千葉駅周辺は栄えているので、全体でみると充実しているといえる。 |
会場に入ろうとするまで、「本当にここで試合があるのか!?」
という印象は受ける。
国道沿い。大きいアリーナだが、そこまで大きさを外からは感じない。
入り方がちょっと分かりづらい。
やっとジェッツらしさが出てきた。
【運営】
ジェッツのホームゲーム、ボランティアと思わしき人が多く、入場は割とスムーズ。
ただ、キャパシティのわりにロビーが狭いので、混雑時は結構移動が困難。
誘導係の人は結構いるし声掛けもしてくれるので座る席に迷うことはなさそう。
ただ、貧乏人なので2階自由席だったんですけど、
指定席の入り口が塞がれているため奥に行くには廊下を回らなければならないのは少し面倒。
天皇杯。近くで見られた。ちゃんと警備の人いましたw
【演出】
試合開始の約1時間前からスタート。
「ゲストパフォーマンス」が大体3グループ、テーマソングを踊ってみたみたいなやつ、太鼓+チア→選手入場の順。
プロジェクトマッピングはすごい。
また、入場時に階段昇って降りさせるのはなかなかシュールだけど粋。
チームによるかもしれませんが、
横浜の入場局もかけてアウェーの紹介も割としっかりしていました。
スターティング5の「Serious」(ブルズのテーマ)は好きだけど、
なんかNBAのまるパクリってやだなぁと思いました…
暗転演出は素晴らしい。ミラーボール綺麗。
ビッグフラッグ。「チーバジェッツ!(Hey!)
炎がすごい。
花火があってわかっててもびっくりするんですけど、
たぶん「お年寄りの心臓に悪い」とかの苦情で「花火なるんで注意してね」みたいなアナウンスあり。
ちょっとそれどうなの?って思うし、なんか見せ方として脈絡なく花火なるので微妙。
ただ全体としてしっかりお金かけて顧客満足高めようとしているのはひしひしと伝わってきました。
1日目は横浜のチア、B-ROSEも登場。STAR-JETSとのコラボは迫力ありました。
B-ROSE単独のインターバルのショーもあり、それは驚きました。
【試合】
2日とも行ったので、それぞれざっくりと。
※千葉は天皇杯に引き続き、富樫が欠場。
※横浜は唯一の日本人インサイドの佐藤託矢が欠場。
- 1日目
○千葉ジェッツ 95 - 79 ●横浜ビー・コルセアーズ
<外国籍>千葉:1-2-1-2、横浜:1-2-1-2
<動員>5909人(チケット完売)
序盤、横浜が休んでいて温存した分の力を余すことなく発揮w
序盤からテンポの速い攻めが気持ちよく決まり、10点近くリードを保ちますが、
ここで千葉がギアを変え、ギャビン・エドワーズを中心にランプレーから得点を量産。
一気に逆転。
そこからは千葉の展開。今期好調の小野、そして天皇杯でも獅子奮迅の活躍をした西村が好調をキープし、高確率でスリーを沈め、一気に点差を離し、そのまま突き放した。
横浜はオンザコート1の時間帯、佐藤の欠場を高島、満田、川村で埋めようと試みたが、パーカーのミスマッチをうまくついたポジション取りと合わせ、またそこを徹底して突いた千葉のオフェンスに対応しきれず、ゴール下でイージーバスケットを許してしまったのが大きな敗因となった。展開としては、天皇杯決勝を彷彿とさせ、千葉の高い修正力と、アップテンポなバスケットの強さが際立った。
- 2日目
○千葉ジェッツ 114(※B1最高得点) - 78 ●横浜ビー・コルセアーズ
<外国籍>千葉:1-2-1-2、横浜:1-2-1-2
<動員>5779人(チケット完売)
2年連続残留プレーオフ進出を避けるため、なんとしても白星のほしい横浜。
スタートをマクドナルドからサビートに変更し、ゾーンディフェンスでスタート。
序盤は川村を中心に攻めるが、名称大野HCはスタートの原をチェンバースに交替。
チェンバースが川村をシャットアウト。得意のシュートを遮ると、ジェフリー・パーマーを入れて巻き返しを図るが、これもパーカーがシャットアウト。攻め手を失った横浜は苦しみ、その間に昨日に引き続き好調の西村、小野がけん引。「富樫抜きの千葉」の早いパス回しから攻め、ゾーンを攻略。
小野は高確率でスリーを決め、最終的に5-7。今シーズンの小野はFG%に改善が見られ、今こそ代表に呼ばれても…
千葉が攻め手は昨日と同様、ミスマッチを効果的に突いてうまく引き離していく。
横浜は序盤の点差をひっくり返そうと、ディフェンスをまマンツーマンに戻すも、
攻め手にかけ、更に伊藤のシュートフェイクに対してサビートがブロックにとんだところがのしかかり、引っ張り倒したような体制になり、これがディスクオリファイファウルの判定(カタカナあってるかわからない)
これで反撃の芽も潰え、糸が切れてしまった横浜。スリーを最終的に15本決めて見事にB1リーグ最多得点で勝利。
千葉は富樫が戻ってきたときにこのケミストリーがうなるのか気になります。
横浜は佐藤不在というディスアドバンテージをぬぐい切れず。
1Qの20点差なんて返せるのに、そこで一気に離されてしまうところが厳しいなあと。
後半戦にもなり、1試合1試合の星勘定が大切になってきます。
最後まで上位も下位も「消化試合」が少なくなるのがCS制度と昇降格のいいところだと思っているので、シーズン通してワクワクさせるリーグであってほしい。
あ、2日目には千葉はBリーグ20万人の動員を記録したみたいです。
千葉はもはや5000人超えても驚かなくなりました。
ポートアリーナはキャパや広さはいいけど、ロビーとかトイレとか、
まだまだ「体育館だなぁ」と思うところもおおいです。
船橋アリーナもキャパ小さくて不満が多く聞こえ、
チケット完売が続く昨今、千葉に大きなアリーナができる日はそう遠くないのでは?